2016.03.31
いつかね、百年先のふるさとを創る仕事をしてみたいの――― 幼馴染の少女たまきが建築家をめざして東京へ旅立った。 主人公かずやは家庭の事情から高校卒業後実家の酒屋を継いでいる。 何も無い町が、何もない自分が嫌だったあの頃。本当の気持ちをたまきに伝えることはできずにいた。 あれから2年。今なら、素直にこの町と、君と向かい合える気がする。